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何を語ろう?
3月10日にTBSで放送された、東京大空襲の特番を見た。 さっき見た。 恥ずかしながら、東京大空襲の事は全然知らなかった。 知ってたのは名前くらい。 使われた兵器が焼夷弾ってことさえも知らなかった。 この番組のキーワードは戦争と写真。 どちらも僕が興味あるものだ。 で、まぁ見た。 ん。 ・・・ん。 俺は石川光陽という名前を忘れない。 真実を撮ることが仕事。 だけど、きっと俺には全うできないなぁ 黒焦げになって、炭と化した人間にカメラを向けてシャッターを切るなんてきっとできない。 怖くてできない。 空襲当日の貴重な記録として、その写真の提出をGHQに求められたんだけど、それを頑なに断った。 提出しなきゃ命さえも危なかったかもしれないのに。 「後世に伝えるべき歴史の証拠だから」 って、守り続けた。 こういう、信念を持って、それを貫き通した人を見ると、やっぱりこういう人になりたいなって思う。 でね、戦争。 やっぱ戦争はひどいもんだよね。 25mプールの中で、幾重にも重なって死んでいく人たち。 クラスター爆弾が直撃して死ぬ人たち。 炎の中でピクリとも動かない我が子を見続け、自分も燃えて死んでいく母親。 倒れた母親をかばって、背中にしがみついて炎から守ろうとして死んでいく子供。 まさに地獄絵図だったそうな。 石川氏が撮った写真に写ってる死者たちはもう何も語れない。 生き残った人たちだけがその戦争の恐ろしさ、真実を語ることができる。 だけど、その人たちももう高齢で、一人、また一人って歴史の語り部がいなくなっていってる。 じゃぁ、その人たちがみんないなくなってしまったら、どうやって後世へと戦争を語り継いで行けばいいの? 沖縄でも、戦争を語り継いで行く人がいないっていう事が問題視されてた。 これは看過できない重要な問題だと思う。 アメリカからしてみたらもみ消したい過去だろうけどさ、実際に被災した日本だからこそ、日本人だからこそ、その戦争の恐ろしさっていうのを世界に発信していかなきゃいけないんじゃないかな。 だけどねぇ、クラスター爆弾は世界的に廃止の方向に向かってるらしいのに、未だに日本は保有し続けてるらしいです。 しかも、東京大空襲の指揮を執ったアメリカの指揮官に勲章まであげてるんだから、日本ってのはバカだよね。 本当にアメリカに対しては尻尾振ってご機嫌取るくらいしかできないのかね。 俺日本って好きじゃないや。 番組の途中途中に入るCMに妙に腹が立った。 番組を作るうえで制作費を出してもらってるんだから仕方ないんだろうけどさ、悲惨な光景を見て、あぁ何て恐ろしいことをしているんだろう。そもそもなんで戦争なんかしなきゃいけないんだろう。 って色々考えてる途中に急にCMになって明るく爽やかなシーンが流れる。 もうね、ぶち壊しですよ。 勘弁してほしい。 2時間の番組なら1時間40分通しで番組やって、残りの20分でまとめてCM流して欲しい。 CMのとこは100%見ないけど。 だからこそ局も合間合間にCMを入れてくるんだけど。 チクショウ!
by child-of-children
| 2008-03-14 05:36
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