どうせだめならやってみよう


YOUの態度はオフサイド
by child-of-children
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お前は、誰のために生きてるんだ?

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・・・こんにゃろう。
折角いいこと言ったのに。


昨日は大変だった。
平塚、茅ヶ崎、藤沢。
合計15もの電気屋やおもちゃ屋を回った。
そこまでして僕が求めたものは、そう、シムシティDS。

なんで?
なんでないの?
DASH村の村長になるという些細な夢を叶えたかったのに。
まさかどの店でも売り切れとは。ぬかった。
みんな、市長にあこがれてるんですね。

でも、僕は村長ですけどね。
どうでもいいですか。


・・・でも、本当に欲しいので誰か「ここに売ってたよ!」という情報をお持ちでしたら僕に教えてください。
いや、マジで。



ほいで、昨日は映画も観ました。
タイトルは「半落ち」。
確かこれは解夏と同時期に公開された映画だよね。
その時の僕は解夏を選択して、半落ちのほうは観てなかったのですよ。
でも、昨日観ました。
確かいい映画っていう噂だよなって思い出して。


内容。

警察官が、妻を殺しました。
ただ、昨今のような憎しみに満ちた事件ではなく、妻自身が殺してくれと頼んだ嘱託殺人。
妻はアルツハイマー病で、自分が壊れていくのが恐ろしかった。
殺してくれと頼まれた被告人も、妻が壊れきってしまう前に、妻が妻である内に死なせてあげようと思い、それに同意し、殺しました。

被告人は裁判所でこう言いました。


「私は、妻を愛していました。」


本当に愛していたが故の犯行でした。

被告人がこの映画の主人公なのですが、この主人公が出頭したのは、犯行の3日後でした。
当然警察もマスコミも、この空白の2日間を問い詰めます。

警察が捜査する中で、主人公のコートのポケットから新宿歌舞伎町とかかれたポケットティッシュが見つけられました。
主人公は警察官。
その警察官が殺人を犯し、尚且つ妻の遺体を放っておいて歌舞伎町という歓楽街で遊んでいたとなればこれは大問題です。
そこで警察は面目を守るために、取調べで嘘の供述を強要しました。これは最近実際にあった事件に似てますね。

それで、主人公は警察の面目を守るためにその捏造された供述を頑なに通します。
検察に、捏造なのではないかと問われても、それでも全ての警察官の生活を守るために、その供述が事実であると主張し続けます。

その一方で、空白の2日間をだんだんと明らかにしていく人物が2人いました。
被告人の弁護士と、新聞記者です。


・・・・ここまで書いてて思った。
ネタバレ。それはまぁいいや。公開されたのは数年前だし。
だけど、これはもともとベストセラーとなった小説を映画化したものと聞く。
その内容を事細かに書いていいのかな?いやまずいだろ。
著作権法ってのに引っかかりそうだ。
だから、あとは簡単に書きます。


まぁ早い話、主人公の男の人はね、空白の二日間は確かに歌舞伎町に行きましたよ。
だけどそれは遊びにじゃなくて、自分の骨髄を移植した青年に会うために。
主人公は子供を亡くしています。
血液の癌である白血病で。
子供もドナー登録したのですが、適合するドナーがいなかったため、亡くなってしまったんですわ。
で、それで悲しくなって自分がドナー登録することで誰か助かるならということで主人公はドナー登録しました。
そして偶然にも、自分の骨髄を必要とするが、息子が亡くなった年齢と同じ年齢で白血病に苦しむ青年だったわけです。
ほいで、主人公とその奥さんは、死んでしまった子供の生まれ変わりだと喜んだわけですよ。

で、奥さんはたまたま新聞に投書された記事を読みました。
それは、主人公の骨髄を移植されて助かった青年が投書したもので、命をありがとうと記されていました。
息子の生まれ変わりとも思えるその青年に会いたいと、奥さんは願いました。
それは息子に会いたいという願いだけではありません。
主人公とその青年は望まなくとも命の絆で結ばれています。
自分が壊れてなくなってしまったら、夫である主人公は独りになってしまう。
それでは申し訳ない、という思いもありました。
しかし、「歌舞伎町で一番小さなラーメン屋」というキーワードだけでは青年を探し当てられず、悲しいかな、アルツハイマー病が限界まで体を蝕み、息子の生まれ変わりに会えないまま、死を選びました。


主人公は、妻を殺した後に自分も死のうとしていました。
しかし死の寸前、妻が遺した日記を見つけたのです。
そして妻が会いたがっていた、探したがっていたその青年を探すために、歌舞伎町に行っていたのです。
そのことを、検察も弁護士も突き止めました。

裁判所で、この空白の2日間の事実を主人公に突きつけても、それでも彼は「知りません」の一点張り。


彼はそこまでして、一体何を守るのでしょうか?
どうして?なんの為に?


認めてしまったら、骨髄を移植した青年がクローズアップされてしまいます。
恐らく、「殺人者の骨髄を移植された」と。


彼は、嘘の供述をし、歌舞伎町へは行っていないと言う事により、警察、検察、そして青年を守ろうとしたのです。



優しすぎた男の、悲しいストーリーでした。



んー結局かなり細かく書いちゃったか。
これでも結構端折ったつもりなのだが・・・
訴えられたらどうしよう。
ただ僕は、この映画は素晴らしいということを伝えたいだけなので、見逃してもらえないかなぁ



この映画で特に印象に残ってるのは、2つ。

1つは弁護士が裁判中に、裁判官の忠告も振り切って言ったこの台詞です。


「言ってやんなよ!何が本当に大切なのか、みんな言ってやんなきゃわからないんだよ!」


そしてもう1つは、この映画の中で何回か出てくるこの台詞。
この文章のタイトルにもなってますが・・・




お前は、誰のために生きてるんだ?
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by child-of-children | 2007-03-06 03:46 | LIFE
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